Step 1) 準備
旧PC:pcfrom
新PC:pcto
とします。/home以下のユーザデータの中には、rootが作成されるファイルなどが含ま
れることがあるので、rsyncでなおかつssh接続を利用する場合は、rootでのログインを
可能にしておいた方が通常手間が少なく済むことが多いと思われます。
sshの設定ファイルが次のものだとして、
/etc/ssh/sshd_config
この中で、
#PermitRootLogin no
などとなっていたら、コメントを除いて、
PermitRootLogin yes
として、sshdを再起動します。
Step 2) rsync実行
pcfrom上で、
rsync -avz -e ssh --delete /home/ pcto:/home/
--deleteとしてありますので、pcfrom上には無くて、pcto上にのみ存在するファイルは
削除されます。また、最初の/home/という箇所で最後にスラッシュを入れるかどうかでrsync
の挙動が変わりますので、rsyncに慣れないうちは、同期するファイルの範囲をかなり
狭く絞っていろいろテストしてから本番に臨みましょう